僕はよく「ストイック」だと言われます。
確かに、
ダイエットを定期的に決まった期間行い、
きっちり計ったように結果を出します。
でも僕は、自分のことを
ストイックだと思ったことはほとんどなく、
まわりからそう思われてるだけです。
少なくとも、そこまで意志力が
強いわけではありません。
我慢する?我慢しない?
じゃあなぜそんなに我慢して
食事制限ができるのか?
はーい。
我慢していません。
と言うと嘘になるかもしれませんが、
なるべく我慢を避けるようにしています。
制限はするけど、我慢できる範囲です。
ひと言で言うと、
「食欲」のコントロールに長けていると思います。
食欲というのは生理的な欲求で、非常に強い。
それに打ち勝つには、強い意志が必要…!
という風に考えると、失敗します。
生理的欲求よりも
次元の高い欲求があれば
食欲に負けない。
というブログをちょっと前に書きましたが、
「意志の力で抑えつける」
ということではないんです。
「ひたすら我慢」でも痩せますよ。
僕も70回以上ダイエットして、
過去にそういう方法もやりました。
でもめちゃくちゃキツいです。
抜け殻みたいになります。
で、今のぼくのやり方を分析してみました。
「柔よく食欲を制す」コントロール術
コントロールする方法は、
「食べ方」と「考え方」2つありますが、
今日は「考え方」のほうです。
まず、食欲がどのくらい強いか?
ドラゴンボールで例えると、
フリーザみたいなものです。
戦闘力は53万です。
北斗の拳でいうと、ラオウです。
このフリーザ(またはラオウ)に
一般人が立ち向かおうとしているのが、
意志の力に頼るダイエットです。
「チョコレート食べたい。」
「ダイエット中だからダメ!」
と抑えつけるのが我慢するダイエット。
無謀です。
まともに勝負しても勝てないから。
ではどうするかと言うと、
柔よく剛を制す。
食欲を反らす感じでしょうか。
まずフリーザ様の言い分を聞きます。
「ギブミーチョコ。」
「わかりました。
ちょっと今はタイミング的に悪いから、
1個だったらいいですよ。」
「ほう。私に逆らう気ですか?」
「それか、他の食べ物でいいのがありますけど、
こっちじゃダメですか?」
「今日のところはそれで良しとしますか。」
「そんなにチョコ好きなら、
チョコ味のプロテインで最高のやつがあるから、
それなら毎日飲んでもいいですよ。」
「買っておきなさい。頼みましたよ、ドドリアさん。」
フリーザの割には聞き分けがいいですが、
(そしてなぜか僕はドドリアだった)
こんなやりとりをしてると、
食欲がスッと引いてくれます。
食欲を適度に満たしながら、
食欲に負けていない優越感もあり、
続けているとそれ自体はそんなにキツくなくなり、
それが普通になってきます。
(普通になると、フリーザの説得も楽になります)
ダイエット開始とともに戦闘モードに入る、
という思考は、今すぐやめましょう。
何が何でも全部
我慢、我慢!でいくと、
いつか爆発して、
「絶対に許さんぞ、虫ケラども!」
となります。
食欲が襲ってきたら、
引きつけておいて、スーッとかわす。
激流を制するは静水。
そんな風に食欲をコントロールするには、
まず「自分をよく知る」こと。
これに尽きるかな、と思います。