「おい、そこの猫背!」
私が小学校の頃には、軍隊あがりの姿勢に厳しい先生がいて、立っているだけでも気が抜けないものでした。
今の学校教育では、こんな無神経な言い方をすると問題になりそうですが、大人になってからは、姿勢を注意してくれる人はなかなかいません。
怒られない代わりに、姿勢が悪いとウワサされるようです。
これは、やはり私たちの中に「猫背は良くない」という意識があるからです。
「かわいいけど、姿勢がね…」とか、
「名前忘れちゃったけど、あの猫背の人…。」なんていう会話、聞いたことありませんか?
猫背のデメリット
まあ、あげるとキリがないのですが、見た目にも機能的にも、デメリットが多いんです。
しかし、猫背の改善は、「いい姿勢」を意識すればよくなるものではありません。
無理矢理つくった「いい姿勢」が長続きしないことは、皆さんも経験があるのではないでしょうか?
それは、いい姿勢の基準がズレてしまっているからです。
「猫背はダメだ」と言われて生きてきたけど、「何がいい姿勢なのか」を知らない人がほとんどのように感じます。
いい姿勢=まっすぐ立つ
ということが自然にできるためには、ちょっと違うところに目を向ける必要があるかもしれません。
例えば、呼吸。
呼吸で猫背が治ると聞いたら、バカにする人がほとんどです。
でも・・・
浅い呼吸のままでは、猫背はよくなりません。
呼吸が深くできるようになると、猫背改善にぐっと近づきます。
猫背で背中がガチガチに硬くなっている人も多いですが、この状態では、背中を反らす動きができません。
そして、背中を柔らかくするには、お腹を柔らかくしなければいけないんですね〜。
そう、お腹を柔らかく。
まずは、内臓です。胃とか腸とか。
この部分が硬いのは、動きが悪いんですね。
どうしたら動きが良くなるか、知りたいですか?
それは、
横隔膜を動かすことです。
胸とお腹の間にあるのが横隔膜です。(↓画像の赤い部分です)
この横隔膜が、しっかり動く必要があるんです。
横隔膜が大きく動くことで、肺に空気がたくさん入ります。
そして、内臓の動きも活性化します。
私の中で「いい姿勢」というのは、横隔膜がしっかり動く姿勢です。
猫背とプロポーション
お腹をスッキリさせたいのであれば、猫背の改善はマストです。
二の腕やせも、脚やせも、猫背のままでは難しいです。
EG bodyworksは、猫背改善に力を入れています。
歪み改善の様々なテクニックを使い、その方に合った方法で改善を目指します。
でも、猫背改善のベースは、まずは呼吸からなのです。
呼吸というのは無意識にしていますが、意識して行うことで、身体が激変します!
私の場合、2008年に「体幹チューニング」というメソッドに出会い、勉強させていただき、深く意識できるようになりました。
体幹チューニングに関しては、またの機会にお話しします。
「猫背を改善してキレイ痩せ」に興味のある方は、お問い合わせください。