先日、お客様との会話で
「銀行の通帳はあと10年で消える」
という話になりました。
紙の通帳はなくなり、
窓口業務も必要なくなるそうです。
以前は当たり前だったことが、
どんどん変わっていきます。
これからAIがどのように進化して、
社会に影響を与えるのか、
やっぱり気になりますよね。
で、この本を読んで、
気になった点をまとめてみました。
①どんなことが可能になるか
・人造肉ができて、牛や豚を殺さずに肉を食べられるようになる
これはすごいですね、革命ですね。
同じ味と栄養が再現できれば。
・極小のロボットを体内に入れて治療することが可能になる
ロボットといっても
胃カメラみたいなものではなく、
血液中を動き回って免疫システムを高めてくれる
「白血球のようなもの」らしいですよ。
「欲しい」と念じるだけで、脳に接続したデバイスを通じて商品の発注ができる
ちょっと怖いですね。100万円の腕時計、
欲しいなあ〜と思った端から
発注されてしまって、
キャンセルはできません。とか言われたら…
そんなことはないですよね?
・あと15年ほど生きれば毎年1年以上寿命を延ばせるようになる
ということは、死ななくなるってことですよ。
もうすぐ不老不死の時代がくるのでしょうか?
おばあちゃんにサプリメントが流行りそうです。
②AIにできないこと
作曲
既に、バッハに似たような曲を作ることはできるようです。
ただし、新しいメロディを人間がどう感じるか、
「自分で考えて作ることはできない」
ということでした。
似たような違う曲ができる時点で十分スゴイと思うのですが…
ヨガのインストラクター
身体感覚がないので、どのようなポーズが心地よいか判断できない。
同じ理由で、マニュアル外のきめ細かなコーチングはできないそうです。
パーソナルトレーナーも、8割くらいは必要なくなりそうですね。
僕のスタイルは、
たぶん機械には真似できないので、
大丈夫だと思います、今のところは…
③なくならない仕事
著者の井上さんの考えは、
これらの仕事はなくならないということでした。
- C:クリエイティビティ系
- M:マネジメント系
- H:ホスピタリティ系
これを見て、
「マネジメント」は機械の方が得意なんじゃないか
と思いましたが、人間的な感覚がないと、
不測の事態に対応できないということのようです。
僕の考えでは、どの仕事にも、
クリエイティブな要素や、
ホスピタリティの要素はあるはずなので、
そこを伸ばしていくことが、
今後生き残るために重要になるんじゃないかな、
と思います。
エヴァンゲリオンの第何話か忘れましたが、
せめて、人間らしく
こんなタイトルがありました。
ロボットが活躍し、
人間関係が希薄になる時代だからこそ、
人間らしさ、自分らしさが武器になるはず。