毎日行っている「睡眠」は、健康や仕事に様々な影響を与えています。
寝つきが悪かったり、
睡眠時間はとっているのに寝た気がしない、
という方は、意外に多いように感じます。
眠っている間に成長ホルモンが分泌されるため、
ダイエットや美容のためにも、良質な睡眠が重要です。
注:↑ アンダーテイカーではありません。
睡眠の質を高めるアミノ酸
同じ時間眠るのであれば、睡眠の質を高めれば、
起きている時間のパフォーマンスを高めることができます。
睡眠の質を高めるには、グリシンというアミノ酸がおすすめ。
きんにく博士の山本義徳さんがコラムで紹介していたので飲み始めたのですが、
グリシンを飲んだ翌朝から、目覚めがスッキリでビックリ。
それからというもの、毎晩寝る前に、3グラム程度飲んでいます。
コラーゲンの主な原料にもなるので、美肌のためにもなり、一石二鳥です。
できれば空腹で飲んだ方がいいです。
もうひとつ、睡眠に関わるトリプトファンというアミノ酸があります。
トリプトファンは牛乳に多く含まれるので、
「寝る前にホットミルクを飲むとよく眠れる」
と言われていましたが、牛乳に含まれる量では足りません。
また、寝る前にグリシンを摂取する場合は、トリプトファンは日中に飲んだ方が良いです。
寝る前に飲まない方がいいもの
トレーニングしている人でBCAAを摂取する場合は、注意してください。
BCAAには、「集中力アップ効果」があります。
つまり、寝る前に飲むと覚醒してしまうので、避けた方がいいです。
また、コーヒーに含まれるカフェインも同じ理由で、寝る前に飲むのはやめたほうがいいです。
私はコーヒーを飲んでも眠れますが、最近は夜9時すぎには飲んでいません。
カフェインの入っていない「デカフェ」は少しクセがあり、私はあまり好きではありません。
ここ1、2年で美味しいデカフェも増えてきたようです。
いいものがあったら教えてください。
お酒は、飲んだらよく眠れそうな気がしますが、
交感神経が優位になるので、睡眠の質を考えるとよくありません。
本気で改善したい方にオススメの本
「睡眠について深く知りたい」という方には、こちらの本をご紹介します。
作業療法士の方が書かれた本です。かなり分かりやすく、ためになりました。
この本を読んで、私が実践していることが3つあるのですが、
ひとつは、「起きてから6時間後に目を閉じる」というもので、
起床してから6〜8時間後に、睡眠負債がピークに達するそうです。
その前に15分くらい目を閉じたり、少し眠ると、その後スッキリします。
この本に書いてある、睡眠・覚醒リズムというのは、知っておいて損はないと思います。
本当におすすめの本です。