部分やせは「できない」と言われています。
生理学的には、特定の部分の脂肪を落とすスピードをコントロールすることはできないからです。
脂肪は全体的に落ちていくものだと。
生理学的には、そういうことになります。
普通にダイエットしたら、そうなります。
…なので、下半身の脂肪が落ちるまで、気長に待ちましょう。
そんなことを言っていたら、
「部分やせ専門パーソナルトレーナー」は成り立ちません。
なぜ「部分太り」はできるのか?
ところで…
「太い部分がある」という人がいます。
その人たちは「部分太り」することに成功しています。
部分やせ できないのであれば、部分太りもできないはずです。
なぜ太ももが太くなったり、お尻が大きくなってしまったりするのでしょうか?
その原因を潰していけば、部分やせできるはずです。
太くなる原因は脂肪だけではないのですが、
今回は、なぜ部分的に脂肪がついてしまうのか?
という所に目を向けていきたいと思います。
脂肪がつきやすい部位は、
脂肪が燃えにくくなる原因があります。
それは、ホルモンの分泌の違いであったり、
血流に問題があったりするわけです。
ホルモンというのは、
- 脂肪燃焼ホルモン
- 女性ホルモン
- 成長ホルモン
- インスリン
- グルカゴン…
これらは、脂肪の分解や合成に関わっています。
例えば、脂肪燃焼ホルモンは部分的に作用しないのですが、
ある「条件」が加わることで、状況が変わってきます。
部分的に脂肪燃焼を活性化するには?
脂肪燃焼ホルモンは全身に働くのですが、それを運んでくれるのは、血液です。
なので、血液の循環が良い部分は、脂肪がつきにくいです。
よく動かす筋肉のまわりには、脂肪がつきにくいものです。
前腕よりも二の腕に脂肪がつきやすいのは、前腕の方がよく使われていて、血流も多いからです。
ということは、その部分にたくさん血液を送り込んであげればいいわけです。
そして、その部分の筋肉を、しっかり働かせるカラダをつくっていきます。
また、男性より女性の方が脂肪が多いのは、女性ホルモンの作用によるものです。
女性ホルモンの分泌が多い女性は、お尻や太ももに脂肪がつきやすいです。
女性ホルモン自体が部分的に作用するという点を考えると、
女性ホルモンの分泌をコントロールできれば、いいわけですよね?
実は、そういった作用のあるサプリメントも存在します。
DIMというサプリメントで、生理前のむくみなどにも効果があるようです。
今のところ日本では買えませんので、興味がある方は海外のサイトなどをチェックしてみてください。
つまり、こういった努力をすれば、部分やせは可能なんです。
今回お伝えしたのは、一部の情報です。
「血行を促進するためのトレーニング」などの具体的なやり方は、
ここでは教えられませんが、
お問い合わせいただいた方には、お伝えしています。