ウエストヒップの黄金比率
ウエストとヒップの比率はどのくらいがいいかというのをご存知ですか?
米テキサス大学の研究によると、男性が、本能的に美しいと感じてしまうくびれの
黄金比率というのが、あるんです。
ウエストとヒップの比率が7:10
ウエスト(cm) | ヒップ(cm) | ウエスト(cm) | ヒップ(cm) |
---|---|---|---|
56.0 | 80 | 67.2 | 96 |
57.4 | 82 | 68.6 | 98 |
58.8 | 84 | 70.0 | 100 |
60.2 | 86 | 71.4 | 102 |
61.6 | 88 | 72.8 | 104 |
63.0 | 90 | 74.2 | 106 |
64.4 | 92 | 75.6 | 108 |
65.8 | 94 | 77.0 | 110 |
ほぼこの比率であり、日本のグラビアアイドルも、これに近いです。
ただ、ちょっと待ってください。だからといって、「私もウエスト60センチ以下にしなきゃ」ということではないんです。
このデータから見ると、ウエストが細くなくても、理想のバランスにすれば、美しく見えるということです。
場合によっては、お尻のトップを上げて、ヒップをちょっと大きくする、ということも必要になってきます。
あなたは、誰にどんな風に見られたいですか?
ウエストラインと骨盤
恐らく日本人と答える方は、少ないと思います。
その違いは、骨盤の角度です。
欧米人の骨盤は、日本人よりも前傾しています。
この角度が、あのプリっとしたヒップ~ウエストのラインをつくっているのです。
骨盤を前傾させる、大腰筋という筋肉があります。
陸上競技の日本人選手と黒人選手の大腰筋を比べると、太さが2倍以上違うとも言われています。
つまり、カッコイイお尻をつくるのに、日本人は圧倒的に不利なんです。
それに加えて、猫背の方に多い「骨盤が後傾するような生活習慣」が、よけいに残念なヒップをつくり出しています。
しかし、日本人でもキレイなお尻をつくることは可能です。
キレイな人は、努力しています。
骨盤を前傾させる、または後傾させない、というのがひとつのキーワードになりそうです。
ただし、前傾すればするほどいいわけではありません。
骨盤には、30以上の筋肉が付いていて、いろんな方向から引っ張り合っています。
そして、それぞれのバランスが崩れると、三次元的な歪みが発生します。
それが全身に影響し、いつの間にか体型が変わった、という具合になるのです。
EG bodyworksでは、ポッコリお腹、下半身太り、寸胴体型、猫背…どんなお悩みの方でも、必ず骨盤まわりから整えていきます。
骨盤というのは、それほど重要なポイントなのです。
くびれと肋骨
それは肋骨が原因かもしれません。
肋骨の何が問題かというと、大きく分けてふたつあります。
ひとつめは、「骨盤と肋骨の距離」です。骨盤から肋骨の距離は、短くなると、くびれができにくくなります。
これは、姿勢が大きく影響してきます。
特に猫背の人は、骨盤と肋骨の距離が近づき、くびれがなくなり、
バストもヒップも垂れ下がり…
悪いことだらけですね。
もうひとつは、「肋骨の開き具合」です。
肋骨をよくみると、開き方に左右差があったりしませんか?
そして、開いたら閉じるのが普通ですが、うまく閉じることができない、つまり開きっぱなしの方がいらっしゃいます。
これは何が悪いかというと、呼吸が浅くなります。
体幹部の深層にある筋肉を使えるようにすると改善しますが、うまくできない場合は、背骨などの関節の調整が必要かもしれません。
肋骨と骨盤の距離をつくる方法や、開きっぱなしの肋骨を閉じるテクニックを知りたい方、「そもそも肋骨が動かない!」という方は、迷わずご相談ください。
体幹トレーニングでメリハリはできない
しかし、ほとんどの方が、基本姿勢が崩れたまま、どんどん高度なエクササイズに移行しています。
それで「キツイ」のは、体幹が機能せず、代償の動作が出始めているからです。
本来の機能を高める目的ではなく、カタチだけの、消費カロリーを上げるだけのトレーニング…
あなたは、そんな風になってないですか?
また、「体幹だけ鍛えればOK」というおかしな風潮が生まれたりしていますが、ボディメイクの観点から言えば、全くもって不十分です。
メリハリをつくるには、胸や背中、お尻などのアウターマッスルのトレーニングが不可欠なんです。