ワールドカップが熱いですね。

日本は、グループリーグ最終戦で

ポーランドに敗れたものの、

決勝トーナメント進出です。

 

あのパス回しには驚かされました。

日本が攻めた場合

• 日本が追いつく
• 日本が失点を重ねる
• イエローカードをもらう

ボール回しで時間稼ぎした場合

• コロンビアが勝ち切る
• セネガルが追いつく

いろんな可能性がある中で、リスクを排除した

「お願いコロンビア作戦」には、

批判の声も上がっています。

 

しかし、日本サッカーには「ドーハの悲劇」という

忌まわしい過去があります。

得失点差で同じようなシチュエーションで、

後半ロスタイム、最後のワンプレーで失点し、

あと何秒というところで

ワールドカップ出場を逃してしまいました。

ラモス選手、中山選手、柱谷選手の

うなだれ具合は、強烈に記憶に残っています。

 

また、競技は違いますが、

タイの国技「ムエタイ」では、

4ラウンドまでポイントでリードしていれば

5ラウンド目は攻めないで逃げきりを計ります。

これは、自分に賭けている「観客を勝たせること」が優先だからです。

 

僕は、この時間稼ぎに文句はありません。

イエローカードの差が、得失点差と同等になるという、

非常にレアなケースです。

 

その場で監督が最善だと判断し、結果がその通りになった。

率直に、すごいな、と思います。

 

 

ドタバタながらも予選を勝ち抜いた日本は、

決勝トーナメントでの戦いがあります。

 

僕が注目しているのは、

土壇場で輝きを取り戻した香川選手です。

彼は「代表では輝けない」と言われていました。

スタメンにも名前がないことも多く、

ここ最近は、怪我で試合にも出られませんでした。

代表選考も滑り込みセーフ。

 

その香川選手が、直前のパラグアイ戦を皮切りに、

調子を上げてきました。

何というか、心技体が揃って吹っ切れた？

 

コロンビア戦後のコメントからも見て取れます。

「まだ1勝しただけ。もっともっと僕はやれる。」

そうだ君は世界のカガワだ。

ドルトムントではレジェンドだし、

マンチェスターでは監督が使えなかっただけだ。

ベルギー戦で、

”モンスター香川”になる予感がします。

 

 

「最高の自分」が出せる準備

---

今、女性が「なりたいカラダ」ナンバー1の

中村アンさんは、

体型維持に気を抜かない生活を送っています。
(ちょっと前の「情熱大陸」で特集されていました)

元々は芸能界に入ろうとは思ってなかったという

エピソードも紹介されていました。

「これで生きていくってなった時に、

自分の仕事を誇りに思いたかった」

という言葉が印象的でした。

 

バラエティ番組では、レギュラーではなく、

スポット的にゲストで呼ばれることが多いそうです。

それでも、与えられた場所で

「最高の自分が出せる準備」を怠らない姿勢は、

見習うべき点が多いな、と感じます。

 

これは、W杯に照準を合わせてきた香川選手もそうだし、

途中出場してゴールを決めた本田選手にも共通します。

 

あなたは、どこに向かって

どんな準備をしていますか？