筋トレの報酬は遠くにある。
今日いくら頑張ったからといって
明日筋肉がつくわけではないし、
すぐに健康にはならない。
3ヶ月後、1年後、10年後が違ってくる。
それを分かった上で、習慣化できるかどうか。
そしてこれは筋トレだけではない。
現代社会において、成功するために
必要不可欠なものでもある。
それは、目先の小さな報酬ではなく、
遠くにある、より大きな報酬を
手にいれる習慣にある。
では、自分が望む習慣をどう作るか。
習慣をつくる2つのポイント
今回は、習慣化について書かれた
この2冊を参考にさせていただいた。
白い本と、ピンクの本。
どちらも簡単に読めて、おすすめ。
これらの本から学んだこと&自分の経験上、
僕が考える習慣化のポイントは、大きく分けて2つ。
①習慣の「報酬」を認識すること
②行動を簡単にすること
ひとつめは、習慣の報酬について。
これは、
自分がどんな結果を手に入れたいのか、
結果から逆算して習慣化するということ。
そのためには、
習慣のメリットが何なのか、
それが自分にとって本当に価値があるのか
はっきり認識すること。
例えば、僕の場合は、
去年から早起きの習慣ができたのは、
朝に読書したいから。
読書の習慣は5年前から身についていたが、
朝の時間帯の方が集中力が高く、
インプットに適していることを知ったからだ。
実際に、朝の読書と夜の読書では、
朝の方がスピードも速いし、記憶にも残りやすい。
まさに早起きの報酬を体感する。
こうなると、また早起きしようと考える。
今までの基準であった
【早起き=罰】を
【早起き=報酬】に置き換える。
ランニングを毎日している人は、
側から見れば、
「よくあんな苦しいことを続けられるなあ…」
と思うけど、
本人は苦しいと思っていない。
メリットがあれば、勝手にやりたくなるのだ。
ポイントは、やりたくなるように仕向けること。
行動にフォーカスする
二つめのポイントは、
「行動を簡単にする。」
ピンクの本と白い本。
共通している部分が結構ある。
そのうちのひとつが、これだ。
行動するためには、
「意志の力」を強化するのではなく、
行動そのものをやりやすくする、ということ。
よく、続かない人は意志が弱いと言われるが、
続けられる人は意志が強いのかというと、
そうではないらしい。
「早く起きる」という行動そのものに着目して、
それ自体をやりやすくする。
手際がいい人は、手のスピードが速いわけではない。
段取りがよく、準備ができているのだ。
行動をやりやすくするには、用意周到に準備する。
ピンクの本では、「行動のヘルプを作る」という言葉を使っている。
ぼくが早起きのためにやったのは、
- 夜、酒を飲まない(例外はあり)
- 9時以降コーヒーを飲まない
- 深く眠るために、寝る前にグリシンを摂取
- 睡眠解析アプリを使う
- 早く寝る
などの「ヘルプ」を作った。
綺麗に痩せるために、
筋トレを習慣化したいのであれば、
強制的にスケジュールに落とし込めばいい。
パーソナルトレーナーをつけて、
サボりにくい環境を作ってしまうのだ。
「行動のヘルプ」という意味では、最強かもしれない。
さて、行動を簡単にするには、
「ヘルプを作る」だけでは不十分。
そう思っている方も多いのではないだろうか。
次回は、
行動を簡単にするために必要なことについて、
もう少しまとめていきたい。