ゲームみたいに生きればいい
ロールプレイングゲームをやったことがありますか?
ドラクエとかファイナルファンタジーとか、
何でもいいですが、
共通点があります。
レベル1のまま、生まれた村にずっといても、
何も起きません。
冒険の旅に出て、経験値を積んでレベルアップして、
強力な武器を手に入れて、
仲間と協力して目的を成し遂げていく。
わかってるはずなのに、
ほとんどの人が
リアルな人生になると冒険しないんです。
そう。
それが失敗しない方法だから。
波風立てず
ずっと同じところで
平穏に生きて安定しようとします。
会社は辞めちゃいけないと思っています。
それでも生きていけます。
あなたが今いるところが
大好きなら、その方がいいかもしれません。
でも、そうじゃないなら、
何かアクションするべきだと思います。
全部ゲームみたいに進んできたわけじゃないけど、
僕は結構、そういう風に生きてきました。
バレー部を辞めた理由
僕は、中学時代はバレーボール部で、
そこそこ鍛え上げられたので、
高校でもバレー部に入りましたが、
高校では打って変わって、サークルに近い雰囲気でした。
朝は広い体育館で、1人でサーブ練習をしていました。
2年生がレギュラー、1年は控え。
高校の部活動では、お決まりのパターンだと思いますが、
僕はそれがどうしても納得いかなかったんです。
「どうやっても俺の方が上手い」
「しかも練習もしてないのに」
いつもそう思っていました。
ある日、サーブレシーブの練習になりました。
レギュラーがコートでレシーブ、
控えがサーブというシチュエーションでした。
その日も控えでした。
「ひとり朝練」で完成したサーブを試しました。
誰も取れません。
結局22連続サービスエースでした。
「マンガか!」
ここにいても意味がないと思い、
それを機にバレー部を辞めました。
次にバスケ部に入って、
ジャンプとシュートだけじゃ
通用しないことも経験できました(笑)
バレー部にいたらエースだったかもしれないけど、
でも、その環境が僕は嫌だったから、
とっとと辞めました。
自分の気持ちに正直に行動しました。
レギュラーじゃなくても、
バスケ部の仲間と練習できて充実していたし、
そこでスパッと切り替えられた経験は、
とても役に立ちました。
考える時間、持ってますか?
日々の忙しさに追われている人は、
一度自分と向き合って、
何が大切か考える時間をつくってみてはどうでしょう。
僕もよく考えていない時は、
大切なものや優先順位、
そういう基準があいまいになっています。
大切なことがわかったら、
それにかける時間を作れているかどうか、
もし今できていないんだったら、どうすればできるか、
という思考になってくるはずです。
あとは無駄なことにケリをつける「決断」です。
今月の売上とか上司のご機嫌とか、
どうでもいいことに流されていたら、
そのまま何年経っても抜け出せません。
なんとなく、守りに入る。
僕はそれが一番、「危ない生き方」だと思います。
そこにいれば安定するけど、
大きくは変われない。
ダイエットで考えると、
肥満じゃないけど、痩せない。という人は、
いちばん危ないタイプかもしれません。