筋トレは毎日やると強くなる?
「筋トレは、毎日やった方がいいのでしょうか?」
これは、かなりよくある質問です。
確かに、毎日筋トレをすれば、すごい効果がありそうな気がします。
しかし…
同じ部位は、毎日トレーニングしない方がいいです。
なぜかと言うと、負荷をかけてトレーニングすることによって、
筋肉に小さな傷ができます。
トレーニングの強度にもよりますが、回復するまでに時間がかかるのです。
回復させずに、また新たな刺激を与え続けると、
筋力は向上するどころか、弱くなってしまいます。
これをオーバーワークといいます。
ちなみに、部位を変えれば毎日トレーニングしても大丈夫です。
月曜日に胸、火曜日に脚、水曜日に腕…
というような形であれば、刺激を与えた部位は休むことができます。
筋トレしていないのに傷ついている人
さて、トレーニングしていないのに、毎日筋肉に損傷を与え続けている人がいます。
それが実は、「普段どおり」生活している人です。
原因は、普段の「姿勢」や「動き」にあります。
悪い姿勢で生活していると、
「悪い姿勢」が「ラク」になっていきます。
感覚的にはラクでも、身体は楽ではありません。
重力がかかるからです。
この重力に抵抗する筋肉が弱くなると、
一部の筋肉に負担がかかります。
背中が丸まり、骨盤を立てることができなくなり、
背中や肩まわりがガチガチになっていませんか?
このガチガチは、筋肉がついているのではなく、
硬くなって使えなくなっている状態ですよ。
たまに良い姿勢にするとキツい、という人は、要注意です。
毎日の姿勢が悪いということは、
- 使わない筋肉が衰える。
- 使われ過ぎて筋肉が弱くなる。
(オーバーワーク)
この2つが、同時に起こるということですよ〜。
現代人は、ただ痩せるだけではダメ!
こういった問題は、現代の日本では、
ほとんどの人が抱えているように思います。
特に、デスクワークや細かい作業が多い人は、気をつけてください。
乗り物移動が多い人、立ちっぱなしの人も。
さらに休み時間にはスマホが手放せない人。。。
もはや、「衰えない身体をつくる時間」は必要不可欠です。
膝や腰が痛いから痩せなきゃいけない、
という理由でダイエットを始める方がいますが、
ただ痩せてもダメです。
軽くなればマシになると考えているんだと思いますが、
普段、間違った動きをしているから痛い人がほとんどです。
どうせなら、正しいカラダの使い方を覚えましょう。
そして…
正しく動かせば、キレイに痩せる!