ヒップアップは難しい?
「ヒップアップ」
専門家からすると、簡単というか、
朝飯前にできてしまう、
そんなイメージ。
あなたがもし、
「ヒップアップ」=難しい
と考えていたら、
それは、僕にとっての
「パンを焼くこと」と同じです。
僕がパンを焼いたことがなく、
(生地から作るという意味です)
うまくいくイメージができません。
「簡単だよ〜」
という人がいたら、
思い出してください。
あなたが
初めてパンを焼いた時のこと
最初は
ズバリ、不安だったでしょう!
このように、
我々は、物事に
勝手にラベルを貼っています。
- これは好き
- これは楽しい
- この仕事は難しい
そして、
「難しい」と思っていることは
「簡単だよ〜」
に書き換え可能です。
簡単 ↔︎ 難しい
どちらも、
事実ではなく勘違いです。
そもそも「ヒップアップ」に
簡単とか、難しいという意味なんてないはずです。
だったら、
良い方に勘違いしてしまえば
いいのではないでしょうか?
「難しい」を「簡単」に。
いきなり「簡単」までいかなくても、
「できるかも」と思えたら変わります。
そこに気付いてもらうのが
僕の役割なのかな、と思う
今日この頃。
ヒップアップのエクササイズ
というわけで、
今日はヒップアップのベースを作る、
基本的なエクササイズを紹介します。
はい、ルーマニアンデッドリフトです。
このようなきれいなフォームの
デッドリフトができるためには、準備が必要です。
股関節から曲げる感覚、
脊柱を固定する感覚を身につけておく必要があります。
そこでおすすめするのが、
ヒップヒンジ です。
簡単に言うと、バーベルなどを持たずに
デッドリフトの動作をする感じです。
①立ち姿勢をしっかりつくります。
②脊柱は、立った時と変わらず
(頭からお尻までをまっすぐに保ち)
股関節から曲げていきます。
膝は軽く曲げます。
(膝が曲がりすぎてスクワットみたいになってしまう場合は、伸ばしたままで)
うまくいくと、もも裏やお尻にストレッチ感覚がでます。
逆に、背中を丸めてヒンジをすると、
それほどもも裏、お尻にストレッチは感じないはずです。
背骨が固定できているか動いてしまっているか、
判断できるまで「慣れ」が必要です。
骨盤の角度がキープできていない場合もあります
自分では動かしてないつもり、
でも実際は動いている。
このギャップを感じるためには、
鏡を使って、目で確認するのがおすすめです。
動いていたら、まっすぐに修正します。
頭からお尻まで、
まっすぐに固定するのが苦手な方は、
↓ このように、何かにつかまって感覚をつかむのもアリです。
柔軟性には個人差があります。
↑ 最初からこんなに曲がらないはずです。
股関節をちょっと曲げただけで
もも裏がパンパン、という方は、
そこから少しずつ股関節を動かせるようにしていきます。
ちなみに、「ヒンジ」は
蝶番(ちょうつがい)という意味です。
ドアの開け閉めに使われています。
背中を一枚のドアに見立て、
股関節を蝶番のようにイメージすると、
うまくいくかもしれません。
ヒップヒンジは、こんな人におすすめです。
- ヒップアップしたい
- 姿勢を良くしたい
- もも裏の柔軟性を上げたい
- 股関節の意識が苦手
きれいなヒップヒンジができる習慣をつけておきたいものです。